音楽の冗談

音楽、美術、映画、演劇、文学などの有名アーティストや、偉大な才能を持つ無名なアーティストたちに焦点を当て、彼らの業績や人生を一風違った視点で掘り下げます。

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プロローグ

オリンピックが変わった後も熱帯夜とゲリラ豪雨が続いた2008年の夏ですが、夏といえば1981年に台東区長と伴淳三郎の発案により開始された浅草サンバカーニバルが毎年東京を熱くしてくれます。サンバ発祥の地ブラジルのリオデジャネイロで、さらに遡ること105年前の1986年に、20世紀の大指揮者が誕生するきっかけとなった出来事がありました。ドイツのフルトヴェングラーに並ぶ戦前、戦中に2大指揮者と称されたイタリアのトスカニーニは、音楽の姿勢のみならず、ファシズムに対する態度でも対極にありました。今回は、一介のチェロリストにすぎなかった学校出たての19歳の青年演奏家が、リオで一夜にして、世界の指揮者になる階段を昇り始めたエピソードです。

トスカニーニが演奏するベートーヴェン交響曲第5番-YouTubeより
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